今日は『氷室のふるまい』を見てきました。
これは、初夏頃の草津で昔からやっている行事です。
宿の主人たちが氷の残っている谷に赴き、氷を取ってきて、湯治客にふるまうという風習が現在も続いているのです。
氷というのは、昔は嘘みたいに貴重で、夏に食えるのは権力者の証でした。
草津の人たちは湯治客を大切に扱ってきたことがわかりますね。
実は、氷室のふるまいの様子を見たのは初めてでした。
写真でしか見たことがなかったので、これでまた一つ草津の行事に立ち会えました。
温泉感謝祭の女神降臨を見たいんですよね…
右の写真は、氷を振舞う前にお客さんの無病息災を祈る神事をしているところです。
厳粛な雰囲気で、とても日曜の湯治広場とは思えませんでした。めっちゃ静かだった。
別角度からの様子。
右の人たちが雅楽を演奏するらしいのですが、まだ仕事が残っているのでやむなく後にしました…
何かを見張っていて忙しそうだったので、背中を撮るのみにしました。