(以下、蚕蛾の幼虫の画像がありますので閲覧にご注意ください)
弊社にお蚕様が届いて4日経ちました。
当初は1cm程度の大きさしかありませんでした。
現在ではこのような感じになっています。
すでに4、5cm程度になったでしょうか。
まさか4日でこんなに大きくなるとは、社員一同驚いています。
絹工房さんによると、そろそろ1回目の脱皮をするそうです。
そのため、ごはんである桑羊かんの食いが一時的に収まるそうです。
脱皮をしたあとは、また食いっぷりがよくなっていくそうで、これからあげてもあげても追いつかなくなるくらい食べるみたいです。
大変そうですけど、同時に楽しそうです。
最初は一つしかなかったパレットも、現在では4つに増えました。最終的に15、16個のパレットで飼うことになるそうです。
繭になるのは7月の上旬~中旬あたりで、それまで気の抜けない日が続きそうです。
これは、絹工房さんからいただいたデータです。
草津町では、昭和54年時点で、10件未満ではありますがお蚕様を飼っていた家がありました。しかし、それ以降は確認されていません。
つまり、実に45年ぶりに弊社が養蚕を再開したことになりますね。
私どもが使っている近代的な道具などないでしょうし、草津は気候が厳しいですから、当時の飼育は大変だったのではないでしょうか。
次回から、私のようなド素人でも養蚕ができるようになった、現代の養蚕技術についても触れていこうと思います。